2007年05月08日

幕間その6

高遠新の故郷に向かう事になった一行。
蓬莱学園の外は常識でいっぱいだ。

はたしてどうなる事やら…。


posted by HIKO@SD at 22:16| Comment(5) | TrackBack(0) | 0番 蓬莱学園の休憩室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

蓬莱学園の夏季休暇

委員長「やれやれ、これでようやく夏季休暇に入れますよ…」

ナオミ「お疲れさまでした。この夏は色々トラブルが絶えませんでしたね。」

委員長「まあ、おかげさまで想定より早く解決できたのでよしとしましょう。
    彼らの慰労を兼ねて、少し遠出してきます。
    あとの事は頼みますね」

ナオミ「はい、了解です。ゆっくりと羽を伸ばしてきて下さい」

委員長「伸ばせるかどうか…微妙な所ですけどね…」

真っ先に思い浮かんだのは風紀委員会ナンバーワンのトラブルメーカーの顔。
半ばお目付け役だが、学園外の事を知るいい機会になるだろう。これで少しでも常識が身に付いてくれるといいのだが…。

委員長「儚い願いですかね」
posted by HIKO@SD at 21:46| Comment(24) | TrackBack(0) | 6番 蓬莱学園の夏季休暇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月26日

蓬莱学園の日常最終

大いに賑わいだ、昨日。
だが、朝日がともれば、
最終ラウンドが、はじまる。

そして、朝日と共に目覚めるもう一人の少女がいた。

「・・・・ここは、どこなのですか?・・」

うつろな目で、目覚める少女は、
調子がおかしいのか、ふらふらしている。
その目が一枚の紙にとまる。

「えっと・・・一位は優遇?
 あれ、でも、期限は明日まで・・・
 それに、最下位は、一位の奴隷・・ですか・・」

なんということだ、自分はかなりで遅れてしまっている。
何もしないまま、負けるのはかなり屈辱。

「どうにか、しなければ・・」

少女、高遠新は、負けず嫌いだった。

だが、彼女は気づいていなかった。
自分が「本調子」ではにことに。
彼女の頭のねじは・・・ずれていたのだ。 
posted by 加納@SD at 22:53| Comment(19) | TrackBack(0) | 5番 蓬莱学園の日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月13日

蓬莱学園の日常 2日目

突如、切って落とされた勝負。

みな、順調に、まま正攻法を取りつつ、稼いでいった。

千尋は14万。
みお12万。
狐斗12万。
委員長10万。

どれも、一日で何故稼げるか、甚だ疑問だが、
稼げたのだからしょうがない!

そして、一日が開けた今日。
熱い戦いはまだ続く。

そう、この連中が、このまま正攻法を取り続ける筈も
ないからなのである。

posted by 加納@SD at 23:30| Comment(21) | TrackBack(0) | 5番 蓬莱学園の日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月07日

蓬莱学園の日常

学園を巻き込んだ騒動は静まり、
影に日向にと活躍(?)した少女たちにも、漸く一時の休日を迎えることが出来た。



委員長「では、日ごろの皆さんの労をねぎらい、
    慰安旅行などを提供したいと思います。
    そこで、この一覧表の中から、おのおの好きなバイト先を決めて、
    資金を稼いできてください。」

と、委員長の微笑み。
+キーンと、耳が痛くなるほどの沈黙が続いた。

しかし、この沈黙に狐斗が耐えられるはずもなく、

狐斗「・・・委員長一つ質問してもいいかな〜?」

肩をふるわせつつ尋ねる狐斗。

委員長「はい、質問受け付けますよ」

狐斗「何で、・・何で、敬われなくちゃならないほうがかせがにゃならんのだ!!」

と、机を壊さんばかりに叩く。

委員長「嫌ですね〜私も働きますよ?」

がくーっと、狐斗はうなだれた。

委員長「いえね。皆さんには、豪遊していただきたいとは思ってるのですが、
    なにぶん委員の経費を私用で使うのは醜聞となるのでね、
    では、いっそのこと、資金を自分で調達すれば、誰にも文句は言えないかと、
    そういったしだいです。
    その代わりといってはなんですが、
    一番稼いだ方は、ささやかながら優遇されますよ。」

みお「ゆうぐうってなに?
   お腹いっぱいたべれるの?」

委員長「ある意味においてはそうなるでしょうね。
    一番稼いだ方は、一番稼げなかった人を好きに出来ますから。」

狐斗「なんじゃそりゃー!!」

香織「まあ、よろしいじゃありませんの。
   それは、あなたにも適応されるのでしょう?」

委員長「ええもちろんです。」

香織「では、私たちの中の誰かが、
   委員長を好きにできる、ということもありますわ。
   面白いではありませんの。」

狐斗「しかし、相手はあの委員長だぞ?」

香織「狐斗さん。用は勝てばよいのです。
   それ以外のことを考えるのは、生産的ではございませんよ?」

と、なんとも寒気のある微笑をした。

みお「みお、お金のことってよくわかんないにゃ〜
   そんなに大事なものなのかにゅ?」

香織「ええ。とても、大事ですわよ。
   お金がたくさんあると、たくさん美味しいものが食べられますもの。」

みお「それは、ほんとかにゃ!!
   うにゃ〜俄然やる気出てきたのにゃ〜♪
   みお、まけないよ〜☆」



かくして、戦いの火蓋が切って落とされた。


posted by 加納@SD at 22:45| Comment(13) | TrackBack(0) | 5番 蓬莱学園の日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月06日

幕間その6

「蓬莱学園の平穏」後のキャラクターデータをここに、
提出してください〜
posted by 加納@SD at 22:59| Comment(6) | TrackBack(0) | About | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月01日

蓬莱学園の平穏

長い長い夜が明けた。
豪華絢爛で陰惨で喧騒と爆音に満ちた一日が、ようやく終わった。

逮捕者は184名。その中には当然リチャード・ウォンも含まれていた。今は委員会センターで拘束されているはずだ。そして…華やかさの象徴とも思われた虹龍館は、今はその色を失い、霞んで見える。

蓬莱学園に、平穏で退屈な一日が戻りつつあった。
が、その反面、風紀委員の仕事はまだまだ終わりそうにない。なにせ学園の、いわゆる『上流生徒』達が多数逮捕されたこの事件、騒ぎに区切りがつくのは当分先になりそうなのだ。
一休みするヒマも無く、委員長は騒ぎの収拾に駆けずり回っていた。

この、笛野の森を見下ろす病院の一室でも。
posted by HIKO@SD at 21:23| Comment(2) | TrackBack(0) | 4番 蓬莱学園の陰謀 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月09日

蓬莱学園の陰謀 -壊-

虹龍館内部の白熱した戦闘とは裏腹に、外で待機している玄武隊はその任務をほぼ終えつつあった。今回はパーティ会場内の「一般客」の避難、白虎隊負傷兵の搬送、衛生兵の護衛等…。いわゆる広報任務。
一般客の避難はほぼ終了し、あとは白虎隊が拘束した「容疑生徒」の移送。…だけのはずだった。

ドォオォン。

虹龍館の真下、土台の石組みの正面に付いている巨大な扉が、大きく揺れた。
飾りだと思ったその中から、何かが出てこようとしている。

ドォォオォオォン。

土ぼこりをあげ、扉がひしゃげる。
ここの噂は聞いていた。現実にはありえないはずの怪物が沢山居るのだと…。

ドォッゴオォオオォオン。

最後にひときわ大きく音が鳴り響き、扉がゆっくりと地面に倒れた。
同時に大きく吹き上がる土ぼこり。虹龍館がかすんで見える。
その陰の中から、ぬうっと何か巨大なものが姿を現した。

現実にはありえない縮尺の…鋼鉄の剣士。
posted by HIKO@SD at 22:26| Comment(19) | TrackBack(0) | 4番 蓬莱学園の陰謀 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月20日

蓬莱学園の陰謀

ざわざわとパーティの喧騒は続く。
極彩色の会場の中で、これまた極彩色のパーティ客が入れ替わり、立ち替わり…まるで熱帯魚の水槽でも見ているような気になる。二階席からこの光景を見ていた千尋はそう思った。

リチャード「聞いていますか?」

千尋「え?ええ。でも少々疲れてしまいましたわ」

この子の自慢話を延々と聞かされたからだ。
嫌味にならないよう訓練された喋り方をするのはいいが、それでもやはり「自慢」は「自慢」。自らの理想と、その方法論を演説するように喋るので、すっかり飽きてしまった。

リチャード「そうですか。そろそろパーティも終わりですし、
      少し別室で休んでいかれては?」

どうやら離す気は無いらしい。それに、魔術についてまだ有力な話を引き出せてもいない。
さて、どうしましょうか…ね。

そう千尋が考え込んでいると、側近の一人がリチャードの所へ近寄り、耳打ちした。

リチャード「…そうか。今日は『客』がいるから様子見かと思えば…
      あの男も怖いもの知らずですね…」

地下のパーティ会場でそんな会話があった時、上の会場では一発の銃声が鳴り響いた。

しんっ…。と静まり返る会場。誰もが動きを止めた。

委員長「よろしい。今からこの会場は風紀委員が管理します。
    みなさん風紀委員の指示に従い、この会場から避難して下さい。
    なお、抵抗する方は執行妨害とみなし、身柄を拘束させていただきますので
    よろしくお願いします」

まだ銃口から煙をたちのぼらせる銃を懐にしまい、よく通る声でそう宣言した。

委員長「では銃士隊長殿、ご婦人方はあなたに任せますので、外の輸送車両まで
    誘導してあげてください」

ジャン「……わかりました」

不承不承という感じで答える。
そこへ、いかにもパーティ責任者といった風情の男がやってきた。

責任者「困りますよ入江さん…このような…」

チャ。
いつ抜いたかわからない。まだ熱い銃口がその責任者の額に向けられていた。

委員長「言ったはずですよ。執行妨害とみなします。とね」

バタン!
正面の大扉が開かれると同時に耳をつんざくようなヘリの爆音が飛び込んできた。
風がまきあげられ、会場の中へ吹き込む。その風と一緒に、肩に『白虎』と描かれた特殊部隊が会場の中に突入してきた。みな目出し帽をかぶり、小銃をかまえている。

委員長「地上は玄武隊へ任せ、白虎隊は地下へ!」
posted by HIKO@SD at 21:12| Comment(17) | TrackBack(0) | 4番 蓬莱学園の陰謀 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月27日

蓬莱学園の社交界 -裏-

ぽつぽつと明かりの灯った廊下を歩く。
どうやら同じような隠し扉がいくつもあり、すべてこの廊下に繋がっているようだ。
こういう通路は大抵じめじめとしていてネズミとか虫とかたくさんいそうなものだが、意外とここは清潔で湿気も無かった。コンクリートで出来た廊下を進む。

ずべっ。

後ろで派手に転ぶ音。
普段着なれてないからか、さっきから自分のスカートを踏みまくるみお。にゃー!と抗議の声をあげている。

委員長「月代さん、もうしばらく我慢してください。
    いまは『招待客』として振る舞わなければ。
    いいですね?」

先頭には委員長。しんがりを真啓が務めている。
全員派手な模様の入ったパーティ仮面をつけていて、このシチュエーションと相まってかなり奇妙な雰囲気だ。危惧していたが、迎えの人間には合う事無く先に進めた。
廊下の突き当たりの階段を降り、また廊下に出る。ここから下に降りる階段もあったが、それよりも廊下の先が賑やかだ。どうやら皆そこに居るらしい。

いままでの廊下とは違い、こちらはかなり派手な装飾だ。
中華風を思いきり飾り付けたらおそらくこうなるんだろう。

「ロン様!」「ロン様だ!」

かすかに歓声のようなものが聞こえた。
委員長が目で「あちらに行きますか?」と訊ねる。
posted by HIKO@SD at 21:55| Comment(50) | TrackBack(0) | 4番 蓬莱学園の陰謀 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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